今回は、Googleマップの口コミを削除する方法について、実際に確認された事例をもとに解説していきたいと思います。教科書(Googleの公式見解)には載っていない内容で、やや衝撃的な事実が含まれています。それでは、順に説明していきます。
1.口コミの構造
まずは、口コミの構造について説明します。口コミは、Googleビジネスプロフィールの一部に書き込まれます。書き込まれると、2つの場所で閲覧することができるようになります。一つは、GoogleマップのGoogleビジネスプロフィール内の口コミ欄。もう一つは、Google検索結果「すべて」に表示されるGoogleビジネスプロフィールの口コミ欄です。「それ、同じものでしょ?」と思う方が多いと思います。その認識は、半分正しいですが、実は半分間違っています。Googleビジネスプロフィールに書き込まれるという点では同じことなのですが、「すべて」に表示されるものと、Googleマップに表示されるものは、実は別物なのです。私たちの目には同じものというふうに見えますので、理解しにくことなのですが、これはけっこう重要な事実です。
2.Googleマップの口コミを削除する方法
Googleマップの口コミを削除する方法としては、大きく4つあります。これらは4つとも、ネットを探せば見つかる方法なので、教科書的な方法といえます。以下の4つです。
- 投稿者本人に依頼して削除してもらう
- Googleに通報する(「レビューを報告」ボタン)
- Legalヘルプ「Google上のコンテンツを報告」
- 裁判手続きにて削除を求める
さて、この中で一番実効性が高いものは、どれだと思いますか?一番手っ取り早いのは1番です。しかし、当然この方法は、口コミ投稿者が明確にわかっていなければいけませんし、何より投稿者が「はい、わかりました」と応じてくれる必要があります。現実的には難しいケースの方が多いでしょう。
4番の裁判手続きは、それなりの証拠がある場合には有効です。違法な口コミ内容であれば、法的な判断を求めることも検討すべきです。ただ、嫌がらせのような口コミによって実害が出ているという場合でも、その口コミが明らかに違法とまではいえない場合には、良い結果は望めません。時間とコストがかかるという点も難点といえます。
2番と3番は、最も手軽に行うことができる手法です。しかし、これらの方法で削除されるケースは稀であり、これを頼りにすることはできません。
つまり、これら4つの手法は、どれも手段として弱すぎるのです。
3.【結論】テクニカルな手法で口コミを非表示にする
Googleは公式見解として、ポリシー違反が認められない場合、削除はしないと言っています。ポリシー違反に該当するか、厳格な審査が行われていると公には説明していますが、実際は、ほとんどが「違反していない(削除に値しない)」という結論になります。そのため、正面から削除を求める手法では太刀打ちできません。そこで、口コミのシステムを応用して非表示に持ち込むことで、問題を解決していきます。手順は複雑でわかりにくいため、ここでは説明を割愛しますが、Googleマップの口コミに悩まされている方に、解決策があるということは知っておいていただきたいと思います。
4.情報化学研究所の強み
情報化学研究所は、Googleマップの仕組み、口コミの構造について専門的に研究しています。これまで、多くの事業者様にご相談いただき、解決してきた実績があります。ある方は、弁護士に削除を依頼したものの、半年かかっても結果が得られず、諦めかけておられました。情報化学研究所が対応することで、半日(実際には2時間程度)で問題が解決したということがありました。また、ある方は、星1つのみの不当な低評価がつけられ、相談してこられました。これについても、好条件が重なったという事情もあり、約90分で問題が解決したということがありました。
Googleマップの口コミでお困りの方は、ぜひ一度、情報化学研究所のご相談をお受けください。何か解決のヒントが得られるかもしれません。お待ちしております。